リノベーションまちづくり総合プロデュース
家守育成リノベーションスクール等をきっかけに全国で設立され始めている、リノベーションまちづくりの担い手である「家守会社」。
多くの場合は、リノベーションスクールでの提案をスクール終了後も進めていきますが、スクール内のアフターフォローだけでは実事業化まで進めることが難しい場合があります。その際に家守会社・事業者を対象とした、家守事業構築のためのビジネススクールとして本プログラムを実施。その形式は様々で、家守会社の事業内容や状況などに応じてプログラム内容を決定します。
“家守”とは江戸時代、不在地主に代わって長屋を管理する人のことで、店子に慕われ店子から持ち込まれたありとあらゆる面倒ごとの相談にのっていました。地主から支払われる管理料などで家計を立てながら、公用(公共的なサービス)を行い、まちを治めていました。
その民間によるまちのマネジメントの仕組みを現代に蘇らせたのが、「現代版家守」です。空室の多いビルの店子集めから、地元の職人・企業との交流による企業支援などを手がけ、まちを再生しようという「現代版家守」による民間主導型まちづくりが全国各地で始まっています。
これらをスピーディに実行していくには意思決定のスピードが重要なため、少人数のチームでやることが重要です。そして専門性を生かし互いを補完し合うために、職能の異なるメンバー編成が鍵となります。