リノベーションまちづくり総合プロデュース

リノベーション
スクール

エリアの価値を上げ、
豊かな未来を築くことに
真摯に向き合う3日間の実践型スクール

まちなかに実在する遊休不動産(空き家や空き店舗、空きビル、空き地、使われていない公共空間など)を対象とし、エリア再生のためのビジネスプランを創り出す短期集中の実践型スクールです。 まちづくりに必要なステークホルダーである未来の民間プレイヤー、不動産オーナー、行政職員の3者が一堂に会しつながることで提案されるビジネスプランは実現性が高まり、まちづくりの起爆剤的な役割を担います。
実施にあたってはスクールの約半年前からエリアサーベイを基にエリア選定・テーマ設定を行い、戦略的に企画していきます。

※「リノベーションスクール」は株式会社リノベリングの登録商標です。

リノベーション
スクールの流れ

01

事前講演会
(2回)

まず、リノベーションスクールの2~3ヶ月前に事前講演会を実施します。リノベーションまちづくりの説明や地域の課題を解決するためのヒント、 実践していく上での心構えなどを専門家・実践者に話してもらい、未来の民間プレイヤー、不動産オーナー、行政職員のリノベーションまちづくりに対する理解、機運を高めます。

02

3日間の
集中実践型スクール

8名程度の受講生が1つのユニット(チーム)となり、不動産オーナーから提供いただいた遊休不動産を題材物件として、3日間で事業プランを練り上げます。受講生は、そのまちで事業を始めたいと思っている人や、まちの暮らしをもっと豊かにしたいと思っている人をそのまちや近郊エリアから募集。高校生や大学生、子連れのお母さんも参加しています。

ユニットワーク(チームでの作業)では、日本各地で活躍する各業界のプロフェッショナルであるユニットマスターがユニット毎のファシリテーターの役目を果たし、ユニットワークの合間には必要な知識や技術を学ぶレクチャーを開催。最終日には各ユニットが不動産オーナーに向けて公開のプレゼンテーションを行い、スクール終了後に実事業化を目指します。

※「まちのためなら」「若い人たちのためなら」というパブリックマインドを持った不動産オーナーの発掘が重要です

スクールプログラム例

1日目

開校式・ガイダンス
オープニングアクト(レクチャー)
対象案件見学・まち歩き
ユニットワーク
「まちを見立て、スモールエリアを設定し、事業の方向性を定める」
オープニングパーティ

2日目

ショートプレゼン・ブラッシュアップ
ライブアクト(レクチャー)
対象案件見学・まち歩き
ユニットワーク
「事業計画を組み立てる、練る」

3日目

ユニットワーク
「プレゼンテーションを練る」
公開プレゼンテーション
クロージングアクト(総評)・閉校式
クロージングパーティー
03

アフターフォロー
(事業化支援)

スクール終了後も実事業化を進める上で様々な課題をクリアしなければならないので、アフターフォローを実施し、ユニットマスターなどの専門家からの具体的なアドバイスを行います。

04

実事業化

スクールの卒業生たちは、現代の家守としてエリアのプロデュースやマネジメントを担う完全民間型のまちづくり会社を結成するなど、スクールでの提案の実事業化をきっかけにエリア価値の向上を目指します。

単体の建物の再生を超えて、どうすればその建物の建っているエリアの価値を上げ、地域を生まれ変わらせることができるかということに真摯に向き合い、豊かな未来を築いていこうとする有志が集う場所。

それが「リノベーションスクール」です。

リノベーションスクールの
合い言葉は、

「まちにダイブ
しよう!」
空き家・空き店舗を蘇らせるには、そのエリアを知ってこそ。だからこそ、まちに飛び込み、歩き、体感する。まちを楽しみ尽くしながら、まちの「使い倒し方」を考える。まちで暮らし、働き、遊び、そしてパブリックマインドを持った人たちでふるさとのまちを、自分たちで守っていく。さぁ、まちにダイブしよう!

TOPICS

家守(やもり)とは

“家守”とは江戸時代、不在地主に代わって長屋を管理する人のことで、店子に慕われ店子から持ち込まれたありとあらゆる面倒ごとの相談にのっていました。地主から支払われる管理料などで家計を立てながら、公用(公共的なサービス)を行い、まちを治めていました。

その民間によるまちのマネジメントの仕組みを現代に蘇らせたのが、「現代版家守」です。空室の多いビルの店子集めから、地元の職人・企業との交流による企業支援などを手がけ、まちを再生しようという「現代版家守」による民間主導型まちづくりが全国各地で始まっています。

家守会社の
ミッション
  • ●民間組織として公共的な仕事をします。
  • ●エリアの価値を向上するためのプロジェクトをビジネスとして実践します。
  • ●お金を稼いで社会に貢献し、地域に還元します。

これらをスピーディに実行していくには意思決定のスピードが重要なため、少人数のチームでやることが重要です。そして専門性を生かし互いを補完し合うために、職能の異なるメンバー編成が鍵となります。