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契約自治体限定のオンラインレクチャー「まちの宝(人材)の見つけかた」を開催しました

リノベーションまちづくりを進める上で鍵となり、同時に最もご相談が多いのは「人材発掘のすすめかた」です。そうした声に応えるかたちで、全国の契約自治体担当者を対象に「まちの宝(人材)の見つけかた」と題したオンラインレクチャーを開催しました。
講師を務めたのは、これまで10年以上にわたり全国各地の「リノベーションスクール」の運営や自治体担当者に伴走し、自身が主宰する「としま会議」では300人以上のローカルプレイヤーを発掘・紹介してきたリノベリングチーフディレクターの中島明。リノベーションまちづくりでは「まちにダイブする」ことが重要ですが、やみくもに飛び込むだけではなかなか良い人材とは出会えません。今回は、中島が現場で培ってきた知見をもとに、「人材発掘のための8つのマインドセットと21の鍵」をテーマに、実践的なノウハウをお伝えしました。当日は約60ページのスライドを使ってご紹介しましたが、本記事ではそのうちの2枚をお見せします。


ご参加いただいた11の自治体は、今年度からリノベーションまちづくりを取り組み始めた自治体から、長年継続している自治体まで取り組みのフェーズはさまざま。質疑応答では、「初対面のプレイヤーとの話題の切り出し方」「接点のない分野のプレイヤーの発掘」といった最初の一歩目を踏み出す際の悩みから、「2回目以降のスクール運営のポイント」「庁内の横連携のしかた」といった数年取り組む中で見えてきた課題など、さまざまな質問が寄せられました。
あがった質問に対して、リノベリングスタッフだけでなく、リノベーションまちづくりに長年取り組んでいる自治体の担当者からのアドバイスもあり、それぞれの現場での経験やノウハウを持ち寄ることで、多くのヒントが得られる時間となりました。
今回は契約自治体向けに開催しましたが、これからリノベーションまちづくりを始めようとしている自治体のみなさんに向けても、さまざまな切り口で理解を深め実践につながるレクチャーを企画していきますのでお楽しみに。