◼︎12:00〜13:30
「リノベーションを実現するファイナンスの決め手」
|講演内容|
リノベーション事業は担保設定が出来ないので、
コーポレートがつきにくいほか、事業規模が小さいので、
地方銀行でも対応しにくいなどの課題を抱えています。
一方、初期投資を押さえているので、
事業採算性はとりやすいという利点も。
小さく初めて、面的に拡充している事業として、
SPCの継続性が大事だと考えています。
今回は、SPCの設立段階での出資を紹介。
中核を地元投資家と政策金融機関、地元金融機関で組成させ、
面的に小規模な事業を連続して実施する時の
追加出資が行いやすい仕組みの工夫や
拡大していく際の非有効利用の公的不動産を巻き込む戦略、
さらに大きな出資の枠組みを構築するためのポイントなどをお話しします。
|登壇者|
(一財)民間都市開発推進機構
上席参事兼都市研究センター副所長 佐々木晶二
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◼︎13:45〜14:45
「民都機構の制度を活用した民間によるまちづくりの推進について」
|講演内容|
地域が目指しているまちづくりが実現されるには、
まちの骨格となる都市基盤が整備されるとともに、
必要な都市機能が立地することや良好な都市空間が創出されること、
市民や企業の活動が展開されるなど「民間」によるまちづくりが必要です。
民間都市開発推進機構は、このような民間によるまちづくりの取組みを
「出資」「長期安定型融資」「資金拠出」といった手法を通じて支援します。
それぞれの手法について事例を含めて紹介します。
|登壇者|
(一財)民間都市開発推進機構
企画部参事 山川修
※参加には「リノベーションまちづくりサミット!!!展観覧パス」(¥2,000)が必要となります
1982年建設省入省、1988年米国アーバン・インスティチュート客員研究員、1989年岐阜県都市計画課長、1995年建設省都市局都市計画課課長補佐、2001年内閣官房都市再生本部事務局企画官、2006年兵庫県まちづくり復興担当部長、2009年国土交通省都市局まちづくり推進課長、2011年都市局総務課長、2013年内閣府防災担当審議官をへて現職。主著『政策課題別都市計画制度徹底活用法』(ぎょうせい,2015)
1992年建設省入省。2001年国土交通省中部地方整備局建政部都市整備課長、2004年都市・地域整備局都市計画課都市交通調査室課長補佐、2009年浜松市都市整備局次長、2011年国土交通省都市局都市計画課企画専門官、2013年岡山市都市整備局都市・交通・公園担当局長、2014年国土交通省総合政策局政策課企画専門官、2016年より現職。