日本の賃貸文化をリノベーションした実績から経産省から表彰されたほか、TEDxTokyo2014登壇。さらに、ニューヨークタイムズ紙掲載など世界からも注目を集める。自らを「まちの採用担当」と表現。運営する不動産には、高い暮らしのデザイン力を持つ入居者が集う。

福岡市中央区の旅館育ち。西南中、福岡高校、九州大学理学部卒業後、旭化成で臨床研究を17年行い、大家業の吉原住宅に後継者入社。老朽化経営危機の博多区山王マンションにおける福岡初のリノベーションが、経営再生とひとのつながりを生み出すことを確認し、「ビンテージ賃貸」の概念を確立。続いて築57年「冷泉荘」で『福岡市都市景観賞』受賞。福岡を中心に20棟を再生しながら、久留米・大牟田でも活動中。

中屋興産（株）入社後、1994年より代表取締役就任。2000年司法書士・行政書士登録。魚町サンロード商店街協同組合理事長や（株）タウンマネジメント魚町代表取締役、魚町一丁目商店街振興組合理事長、魚町商店街振興組合理事長を務める。メルカート三番街やフォルム三番街ポポラート三番街、まちなかESDセンターなど開業。

東京都豊島区生まれ。建築設計事務所勤務を経て現在、不動産賃貸業、仲介管理業を行っている。３年前にらいおん建築設計嶋田氏と知り合い、築４０年超で空き室の多かった「目白ホワイトマンション」の再生に着手。部屋を借り手自らカスタマイズ出来る、セルフリノベーション賃貸として２か月で満室となり、現在も満室稼働中。カスタマイズ部分の原状回復免除など、借りやすいしくみで賃貸借契約を結んでいる。